お久しぶりですHOLEです

突然ではありますがしばらく各組の記事はお休みさせていただきます

各組順々にクランクアップを迎えており
編集段階へ入っている組もあります!

(米倉組 クラウドファンディングも無事達成できました。ご協力頂いた皆様ありがとうございました)

また記事が集まり次第、更新させていただきます
寒くなってきましたので、皆様体調にはお気を付けくださいませ

管理人

金山組 第三回

 

8月の猛暑の中金山組がクランクインし、現場に数日間参加させていただきました。
坂手島に上陸し、島生活が始まりました。

8月15日、8:20に島に着いたのですが、既に撮影は始まっていました。早朝から小学校の廃校にて、ゾンビとスタッフが共に映画を製作していました。聞く所によると、撮影は夜中からゾンビの特殊メイクに始まり、日が落ちる18:00頃まで行われているそうです。

この日も夜中から夕方に掛けて撮影が行われており、廃校を中心に学校生活のシーンが撮影されていました。役者の迫真の演技、そしてスタッフの作品制作に取り組む姿勢に感動を覚えました。
夜のシーンを昼に撮影する、疑似ナイターも取り入れている為、撮影スケジュールは詰められており、役者・スタッフともに大変な撮影現場だと言う事が伺えました。また、疑似ナイターのみならず、ゾンビのクオリティも高く、人間離れした容姿の彼が、学園生活に溶け込もうとする姿が監督の意図する作品に近づいているように感じました。

同時に今回、坂手島に着いて感じたのは地元住民の積極的な協力姿勢でした。
挨拶をしていただけることはもちろん、撮影現場に来ていただいたり、差し入れを頂いたり、地元住民の協力のもと、楽しく、時に厳しく撮影している様子を伺う事が出来ました。

 

この作品は地域住民協力の下で成り立っているのかな、と感じました。
島生活3日間だけで、島を知り、スタッフを知り、キャストを知り、映画を知る事が出来ました。
映画の完成が待ち遠しいです。

 

 

筆 中田

米倉組 第二回

 

7月末にクランクインした映画『たおやかに死んでいる』。
彼ら撮影クルーは京都をはじめ、神奈川県秦野市、横須賀市、台湾にまで飛んで撮影を行う予定だ。

本作のtwitterアカウントが4月より始動しているのだが、追っていると何やら頻繁に牛の画像が現れてくる。調べていると、何だ、「牛飼いパート」とやらがあるのかと。

そう、twitterをチェック済みの方は既知であると思うが、先の本作の紹介記事でも発表した通り、本作には俳優・舞踏家であり、鈴木清順やクエンティン・タランティーノ作品にも出演されている、麿赤兒さんの出演が決まっている。それも「牛飼い」役として。
牛柄も牛柄。黒と白だらけの世界に彼らと麿さんは立っていたという。

 

 

黒と白の模様は変化していくだろうか。くっきりと腕時計型に日焼けした肌は元に戻ってしまっただろうか。目元についてしまった皺や隈は消えないのだろうか。
中学時代に踊ったパラパラを社会人になった今、正しい振りで踊ることはできるだろうか。

 

2016年9月、日本にも変わらず台風がやって来る。しかし前代未聞のUターンタイフーン。
はて、戻って来るのか。地震だって来る、ニンゲンの生活に侵食してくる、ウシの生活にも。

撮影隊の彼らは、彼ら自身に所縁の有る地、無い地、これから縁を作る地、もう一生関わらないかもしれない地に出向き、はじめましてからはじまり、国も時代も横断してきた人と話しをし、映画を撮り、牛を見つめて、自分たちよりも大きいもの達に目を眩ませ、記憶をし、肌に服に無理やり染み付かせ、それでも染み付かないものに恋をして、そうやって現在を生きて行っている気がする。

 

この彼らの動きそのものが映画のようで、そこから産み落とされた本当の映画がスクリーンに映し出されたとき、それを共有した者たち(=この記事をご拝読くださった方になったなら光栄です。)がどのような連鎖を巻き起こすのだろうか。乞うご期待。

 

 

 

本作のTwitterアカウントもチェックお願い致します。
https://twitter.com/taoyakazamurai

 

また、2016年10月14日までクラウドファンディングプロジェクトも行っております。ご支援宜しくお願い致します。
https://motion-gallery.net/projects/taoyaka2016

 

筆 渡邊

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今回は『アップダウンドリーマー』はお休み!
一周早く『たおやかに死んでいる』を掲載しました
管理人

宝来組 第二回

 

オーディション風景

6月15日(水)

この日、宝来組はキャストを決めるオーディションを行いました!
そこには1回生や2回生等の俳優コースの生徒が、緊張した面持ちをしながら監督の宝来さんやプロデューサーの山田さんと質疑応答していました

 

宝来組のスタッフ。役者と質疑応答中の時の写真

宝来組のスタッフ。役者と質疑応答中の時の写真

 

また、恋人はいるのか?等の質問に対しては、お互いに笑いあったりして和気あいあいとした雰囲気でした。

一方で、演技の方に入るとスタッフの目つきが変わり一瞬で現場の空気が変わりました。

 

実際に演技をしている時の写真

実際に演技をしている時の写真

 

役者の方達も小道具を使ったり、空間を上手く使いながら、気迫ある演技をしてスタッフ達を驚かせていました。
途中監督は椅子から立ち、俳優の演技を真剣な表情で見ていました。
また今回のオーディションで、スタッフ達も役者の熱意を受け取り、より一層作品に対しての思いが強くなっていました!!

 

 

ミーティング風景

7月28日(木)

オールスタッフミーティングがありました。

プロデューサーである山田さんを中心に、脚本を読みながら、衣裳の確認や照明機材、美術に関しての確認をスタッフ全員の情報と照らし合わせながら共有し話し合っていました。
また、時折スタッフ同士で意見を言い合っている姿も見えました。

そしてスタッフのメンバーは、8月の撮影に向けて少し緊張もしていました。
前回は、監督の宝来さんとプロデューサーの山田さんにインタビューする形で終わったので、今回のオーディションやミーティングは宝来組の雰囲気を知ることが出来とても面白かったです!
スタッフは皆さん個性豊かで面白く優しい人ばかりでした。

しかし皆さん自分の意見をしっかりと持っていて、さらにこの「ランジェループ」という作品がどうなっているのか見逃せません!!!

 

ミーティング中のスタッフの様子

ミーティング中のスタッフの様子

 

 

次回は、撮影現場の出来事などを載せたいと思います!お楽しみに!!

筆 谷垣

   

金山組 第二回

 

今回は金山組のロケーションハンティングに参加してきました。

なんとロケ地は、三重県鳥羽市の坂手島です。最近まで伊勢志摩サミットが催されていた場所の近辺です。
なにより、今この記事を書いている私の実家が三重県なのです。余談がはいりましたが、私としては凄く嬉しいことです。

 

朝、鳥羽駅周辺で金山組スタッフと合流し、フェリーに乗車後 坂手島に向かいました。フェリー乗り場では、普段は聞けない船と波の擦れる音が響いていました。
フェリーが出発すると、暑い日差しに気持ちのいい風が吹いていて、風は潮風で少ししょっぱいです。

五感が刺激されての始まり。気持ちの高鳴りが収まらない。

 

坂手島に着いて早速、廃校の小学校へ向かった(映画の中でメインになるロケ地だ)

 

 

名称未設定

 

行き道が迷路のように入り組んで、たくさんの線が広がっていた。
私たちは決められた線を歩いて行き廃校に着いた。グラウンドは草が伸び、遊具は長い間使われていな様子だった。

早速校舎の中に入った。教室の中の机などはそのままであった。元は小学校だけあり、小さいものが多い印象だ。
金山組の美術スタッフは、様々な箇所を採寸したり話し合いをしていました。この廃校が美術部の手でよりいっそう恐怖を演出してくれるのだ。

 

廃校を後にし、次は島の散策が始まった。

気になる場所をくまなく歩いていった。この島は、歩いて回ることが出来るのも1つの魅力的なポイントだ。
歩いていると、人が声をかけてくれる。見ず知らずの僕たちに温かい言葉で接し、色んな島の事を教えてくれた。
最後はアイスや魚介類を食べさせてくれた。凄い温かい人達が暮らしている島だ。
……ここにゾンビを放つと思うと、少し申し訳なさを感じるのだ。どうか、島にゾンビが出現しても驚かず、慌てずにいてください。

 

名称未gs

筆 中田

米倉組 第一回

 

「たおやか」という言葉の意。

辞書では「姿・形がほっそりとして動きがしなやかなさま」「態度や性質がしとやかで上品なさま」という説明がなされている。
その意味通り、監督の米倉伸が書く脚本上の言葉たちはしなやかさを纏い、軽やかに、一方で重厚さを保ち、まるで踊りだすかのようにイメージが立ち昇って来る。
そんなしなやかさを体現し、私たち観客の想像を飛び越えてくれるのが、ここに出演する者たちなのではないかと期待する。
その期待を大きく後押しされるようなキャスティングが今回なされた。ダンサーで舞踏家の伊藤キム
映画『お姉ちゃんは鯨』主演や伊藤高志監督作『三人の女』出演の田中志朋
そして俳優・舞踏家で舞踏集団・大駱駝艦主催の麿赤兒

2人の舞踏家と、嬌艶で脆さと強さを兼ね備えた女優。この3人の身体性・我々には知り得ない彼らの記憶こそが、奇妙に私たち観客自身の記憶にも触れてきては引き離し、揺さぶっていくことを望んで止まない。

 

そして監督が自身で撮影も行う。普段はカメラマンとして活動している監督 米倉氏
あいちトリエンナーレ出展作品である伊藤高志監督『三人の女』、MOOSIC LAB 2016にて上映の伊藤祥監督『愛のマーチ』、ぴあフィルムフェスティバル2016入選作品である吉川鮎太監督『DRILL&MESSY』等が主な撮影作品。『たおやかに死んでいる』は彼の長編監督デビュー作となる。

そんな彼が監督として、演者たちを、現場に孕む空気たちを、カメラの中外からどのように捕らえ触れようとし続けるのか、完成まで追っていきたいと思う。

 

たおやかに死んでいる

 

 

尚、映画『たおやかに死んでいる』は、皆様に製作支援のお願いをさせていただいております。ご興味持たれました方は是非以下のサイトをご覧下さい。上品さとしとやかさに加え、パワフル且つ繊細な者たちがこの映画を製作しています。

これから世に突き進んでいく彼らに、ご支援いただけましたら幸いです。

https://motion-gallery.net/projects/taoyaka2016

 

筆 渡邊

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今回は米倉伸監督作品『たおやかに死んでいる』でした

本作はクラウドファイディングを行っている(作品の詳細も載っています‼)

是非とも作品を援助して盛り上げていただきたい

これで四作品すべてを記載できました!

来週は金山組をお送りします

管理人

松尾組 第一回

 

映画「アップダウンドリーマー」に関する情報は断片的である。

というのも、SNS場のアカウントで展開される(公開されている)情報はどれも一枚一枚の奇抜な画像等で、映画の内容をとやかく優しく説明してくれる文章はない。
割れたガラスから何かを覗くモンタージュの男、プロジェクションマッピングで赤く照らされた空間で覆面?を被った男、そして身体から煙をあげる男、これらの写真にナンバーが添えられ、彼らはネット上で何かをカウントしているようにも見える。

 

ブログ1
ブログ2

 

 

一種のテロリズムすら感じられる複数の写真から監督である松尾渉平に、身体から煙をあげる男の写真について尋ねたところ、その煙(我々が煙と認識しているソレ)は人間の肉体から離れる魂であるという答えが帰って来た。

「魂というものを見た経験は無いが、身体から放たれる煙で人間の魂を見立てているのだ」と説明されると納得する。

そこで一つ、「アップダウンドリーマー」に関して分かった事は可視化できないものに表現を伴って、彼ら特有の意味合いを持って具体的に撮ろうとしているということである。

 

 

ブログ3

 

 

現代の映画製作において、SNS は切っても切り離せないものになっている。

宣伝はもちろん、実際にツイッターでの映画批評がリツイートで飛び回りネット上で不特定多数の個人に展開されている。映画界にとってこのような役割を担い始めた SNS上で、映画「アップダウンドリーマー」はこれから実際に観るであろうこの映画の観客に断片的な形で信号を送り続けている。

つまり、我々を現代的な形で映画に誘おうとする新たな映画配給宣伝そのものとも受け入れられる。また、この映画の特異な姿勢は我々観客に解釈の自由を提唱するものなのかもしれない。

原作者、松尾によればこの映画自体観客の解釈のみで構成されてゆくのもまた一興であり、他人を寄せては引き放すスタイリッシュで且つシュールな世界観から、観客が自由な解釈を選択できる余地を我々に提供してくれている。

 

この映画はまだ撮影段階であり、未だ完成されてはいない。この映画を作るのは松尾組のメンバーのみならず観客も巻き込まれているのかもしれない。

今年冬完成予定のこの映画を完成前から、スクリーンの前で観客の視界に届くまでを追ってみたいと思う。

 

 筆 尾崎

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今回は松尾渉平監督作品『アップダウンドリーマー』でした

記事にある通り、彼らはSNS上に様々な撮影風景などの不思議な写真などを掲載しています

是非とも完成作品がどんなものなのか想像を膨らませてもらいたい…!

https://twitter.com/dt_hopper

 

 

京都造形芸術大学に大瓜生山祭2016がやってきます!

9/18~19に開催される学園祭
この度、HOLEも上映させていただける事が決まりました

詳細はまた来週!

管理人

宝来組 第一回

 

今回私が担当する山田・宝来組は、卒業制作唯一の女性監督です。
また企画兼プロデューサーと監督が別々で、他の組とは違った面白さを秘めている組です。

 

その魅力を少しでも暴こうと………
この映画の企画兼プロデューサーの山田智都さん(俳優コース4回生)と監督の宝来麻耶さん(俳優コース4回生)にインタビューしに行きました!!

 

―――まず、この映画の現段階の意気込みを教えてください!

山田:そうですね。私自身デヴィット・フランケル監督の「プラダを着た悪魔」(2006)を観終えると、いつもオシャレをしたくなる、オシャレに気を使おうとします。
今回卒業制作の「ブラジャー亜美ちゃんとブラザー紗英」も、映像を観終わった後に下着について意識してもらえるような映画にしたいですね。

宝来:私にとって、今回の「ブラジャー亜美ちゃんとブラザー紗英」という映画に賭けているところが結構あります。なので、自分の中でオリジナリティを出したりしています。
また、どうすれば映画が良くなるのかスタッフと話し合い、その中で意見を取り入れたり、妥協したりしています。
そういったことを積み重ねつつ面白い映画に仕上げていきたいですね。

 

―――今回この映画には、企画兼プロデューサーは山田さん・監督は宝来さんと別々の人がやっていますが、山田さんは何故宝来さんを監督に誘ったのですか?

山田:この映画は下着と女の子をどう表現していくかが重要だと私は思っています。正直私自身は、女の子を可愛らしく表現しようとする所があります。
反対に監督は女性の汚い部分の表現が上手いので、そこに魅力を感じました。その可愛らしい部分と汚い部分をストーリーに上手く組み込んでいけば、面白い映画になると思い宝来さんを監督として誘いました。

 

―――二人の関係がこの映画にどう影響されていくのか楽しみです!!
ストーリーの話が出たのですが、二人にとって登場人物の中で共感・好きな人物はいますか?

山田:亜美ちゃんですね。

宝来:しいて言えば紗英ですかね。

 

―――因みに理由はなんでしょうか?

山田:亜美ちゃんは、結構私に似ているところがありますね。そして、監督は紗英に似ていると勝手に思っています(笑)

宝来:そうだね。お互いに似た部分に共感したりしているのが大きな理由だと思います。

 

―――なるほど(笑)
話は変わりますが、八月には撮影が始まります。スタッフ内の雰囲気はどうですか?

山田:スタッフがほとんど女子なので、女くさいですね(笑)それから、スタッフ内では言い合いが激しくなったりしますね。

宝来:でも皆自分の意見をしっかりと言ってくれて、それが作品のプラスになっています。

 

―――撮影に向けて気を付けていきたいことなどはありますか?

宝来:映画自体が女の子らしいので、私達スタッフも現場での服装はなるべくオシャレに気を使いたいですね。

山田:そうだね。後は健康的な現場にしたいです。それから「ホウレンソウ」をちゃんと出来る組にしていきたいとも思っています!!

 

―――最後にこの作品の見どころはなんですか?

山田:私としてはやっぱり下着に注目してほしいですね。後はストーリーに出てくる女の子たちがどう成長していくのかも見てほしいです。
それと同時にやっぱり普段女性が身に着けている下着にも興味を持てるような作品にしたいです!

宝来:確かに下着やストーリーも注目してほしいのですが、他にも美術や衣裳なども見てほしいですね。
例えば女の子だからこそ出来るメイクとか、そういったところも注目してほしいです。

 

―――山田さん宝来さんたくさんの質問にお答えいただきありがとうございました。
これから色々と大変なことがあるとは思いますが、最後まで応援しています!

山田:ありがとうございました!この映画で監督やスタッフ、先生と一丸となって作っていき、よりたくさんの人に下着の魅力を伝えていきたいです!

宝来:ありがとうございました!最後の卒業制作作品として今までの集大成を皆さんにお見せできるように頑張っていきたいと思います!
以上、インタビュー内容でした。

 

今回山田さんと宝来さんと話してみてこの映画に対する熱を感じました。このブラジャー亜美ちゃんとブラザー紗英がどのような映画にしていくのかますます楽しみにしていきたいです。

そしてこれから卒制に向けて、山田・宝来組についてもっともっと掘り下げていこうと思います!

第二回目の内容は、オーデション風景や撮影現場について詳しく載せてるので、是非次回もお楽しみに!

 

 筆 谷垣

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今回は宝来麻耶監督作品『ランジェループ』でした

今年の卒制の中で唯一の女性陣グループです

他の組と違い、一回生と二回生が主に出演しているのでそこも見所です

HOLEメンバーもエキストラとして撮影現場にお邪魔しました!

次回は松尾組『アップダウンドリーマー』をお送りします

管理人

金山組 第一回

 

さっそくですが先日、金山組のテストメイクにお邪魔しました。

金山組のスタッフと現在専門学校で特殊メイクを学んでいる田中樹さんをお招きしました。
田中樹さんは小さい頃から製作が好きで、中学時代に自分の部屋を本格的に造形を学べる空間にし独学で勉強していました。現在は彫刻やペイント、専門学校では特殊メイクや特殊造形を学んでいます。

 

今回は、田中さんのレクチャーのもとテストメイクが行われました。今回メイクをしてもらう俳優の谷口恵太さんの顔が段々白くなっていきました。
最初はゾンビというよりも、”白塗りされた谷口さん”でしたが、そこに色が加わる事により 突如そこにゾンビが現れたのです!

田中さんは次々に塗り方や色の使い方などを教えながら谷口さんの顔をさらにゾンビにしていきました。
メイクが終わり次第、谷口さんは初めて自分の変化した顔を見ました。変化した自分の顔に少し笑みをみせています。
彼は、ゾンビになってから箒をもって掃除をしたり、外を歩いてみたりと面白い行動をしてくれました。『アンシャン=レジスタンス』でもこのようなゾンビの面白い行動が観れるのでしょうか。今から心が高まっていきます。

 

その後メイクは直ぐ落とされ、そこにはいつもの谷口さんがいました。メイク後の彼に感想を伺ってみたところ

白塗りだけならあるが、特殊メイクは初めてでした。最初に緑の顔のゾンビをした時は、俺ってやっぱりかっこよくはなれないんだなと思った(笑)

白塗りゾンビは、これは完全に俺ではないと思った。

と応えてくれました。

 

ちなみに、どちらの色のゾンビがいいか伺うと

愛着がついたのは、緑。島はまだ見た事もないが、あの緑の俺なら島にいそうだなと思った。

と応えてくれました。一方金山監督は

まだまだ納得いかない。テストメイクを重ねていき、観客も満足するようなクオリティにします。

と応えてくれました。ちなみに、監督にもどちらの色がいいかを伺うと

緑のゾンビのがいい。ゾンビというのは昔から緑が僕の中で強かったんですよ。
だから最初この映画を撮ろうと思って、そのゾンビの顔をおもったら、まず緑でしょ。そこは外せないなということで、緑です。
あと、マンガっぽいゾンビにしたい。」

と応えてくれました。

金山監督は昔からゾンビが好きで、大学二回生からゾンビ映画を撮影し続けています。
この強い気持ちが、今年のゾンビ映画のクオリティーを一段と上げてくれそうです。

 

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  筆 中田

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初投稿が出遅れてしまい申し訳ありません

まず一作目は 金山豊大監督 作品『アンシャン=レジスタンス』 です

今回は島で撮影する前のテストメイクの様子をお伝えしてくれました

現在伊勢で撮影の真っ最中です!

また毎日新聞さんに取材された際の記事が載っております↓

http://mainichi.jp/articles/20160811/ddl/k24/100/106000c

 

金山組担当筆者の中田も金山組メンバーと仲が良く、準備段階から撮影まで密接に関わっているので
ただ取材するだけでは見れない部分を見せてくれると期待しております!

 

次回は宝来組『ランジェループ』を掲載します!

管理人

はじめまして、こんにちは

サイトへのご訪問ありがとうございます!サイトを管理している HOLE です

(HOLEについてはコチラ)

 

このサイトは 京都造形芸術大学 映画学科の2016卒業展にむけての卒業製作過程を更新していきます

 

主に4組の映画製作を、HOLE メンバーが担当し

あらゆる角度からそれぞれの組の色を映していきます

 

更新日は基本 週末です

 

金山組、宝来組、松尾組、米倉組…また、執筆系など

どうぞそれぞれの情報をいち早く手に入れて、卒業展にむけて楽しみを増やしてください!

 

 

 

HOLE