金山組 第二回
今回は金山組のロケーションハンティングに参加してきました。
なんとロケ地は、三重県鳥羽市の坂手島です。最近まで伊勢志摩サミットが催されていた場所の近辺です。
なにより、今この記事を書いている私の実家が三重県なのです。余談がはいりましたが、私としては凄く嬉しいことです。
朝、鳥羽駅周辺で金山組スタッフと合流し、フェリーに乗車後 坂手島に向かいました。フェリー乗り場では、普段は聞けない船と波の擦れる音が響いていました。
フェリーが出発すると、暑い日差しに気持ちのいい風が吹いていて、風は潮風で少ししょっぱいです。
五感が刺激されての始まり。気持ちの高鳴りが収まらない。
坂手島に着いて早速、廃校の小学校へ向かった(映画の中でメインになるロケ地だ)
行き道が迷路のように入り組んで、たくさんの線が広がっていた。
私たちは決められた線を歩いて行き廃校に着いた。グラウンドは草が伸び、遊具は長い間使われていな様子だった。
早速校舎の中に入った。教室の中の机などはそのままであった。元は小学校だけあり、小さいものが多い印象だ。
金山組の美術スタッフは、様々な箇所を採寸したり話し合いをしていました。この廃校が美術部の手でよりいっそう恐怖を演出してくれるのだ。
廃校を後にし、次は島の散策が始まった。
気になる場所をくまなく歩いていった。この島は、歩いて回ることが出来るのも1つの魅力的なポイントだ。
歩いていると、人が声をかけてくれる。見ず知らずの僕たちに温かい言葉で接し、色んな島の事を教えてくれた。
最後はアイスや魚介類を食べさせてくれた。凄い温かい人達が暮らしている島だ。
……ここにゾンビを放つと思うと、少し申し訳なさを感じるのだ。どうか、島にゾンビが出現しても驚かず、慌てずにいてください。
筆 中田